【Gmailエラー対処法】「Delivery Status Notification (Failure)」が届いたときに確認すべき転送設定とは?

目次

Gmailに「Delivery Status Notification (Failure)」が届いた!

数日前、朝のメールチェックをしていたら、見慣れないエラーメールが届いていました。

件名は
「Delivery Status Notification (Failure)」

そして、差出人は
Mail Delivery Subsystem <mailer-daemon@googlemail.com

なんだか不穏な雰囲気ですよね。普段見ないメールだったので、最初は迷惑メールかスパムかと思いました。突然、Gmailに「Delivery Status Notification (Failure)」というエラーメールが届いてびっくりしたことはありませんか?

エラーの内容と状況を整理

私のケースでは、こんなメールが届きました。

Mail Delivery Subsystem <mailer-daemon@googlemail.com>
アドレス不明
アドレスが見つからなかったか、メールを受信できないアドレスであるため、メールは 〇〇mi.uxxx@sample.net に配信されませんでした。

つまり、存在しないアドレス宛に何らかのメールが自動で送られ、エラーになって返ってきた、ということです。

しかし、このアドレスはすでに退職済みのスタッフのもの。当然、もう使われていないはずなのに、なぜ今頃エラーが返ってくるのか?不思議でした。

退職者のアドレス宛?でも他の人には届かない…

さらに不可解だったのは、このエラーメールが届いているのが私だけだったということ。他の社員や、同じGoogle Workspaceを使っているメンバーには一切届いていませんでした。

一瞬「もしかして私のアカウントだけ乗っ取られてる?」なんて焦ったほどです。

社内でも「もしかして、何かウイルス?」「アドレスが汚染された?」なんて声も出始め、いよいよ調査が必要に。


最初に疑ったのはGoogle Workspaceの設定

まずは、会社で使っているGoogle Workspaceの管理コンソールを開いて、該当アドレスがまだ何かしらの形で残っていないかを確認しました。

グループに所属していないか

転送設定が管理者レベルで残っていないか

メールログで異常がないか

などを確認したものの、とくに問題は見当たらず…。

「やっぱり原因が分からない…」となったタイミングで、Googleのサポートを頼ることにしました。


削除し忘れ?アカウントの問題?

該当の退職者アドレスはすでにGoogle Workspaceから削除済みで、現在は存在しないことが確認できました。

一部のケースでは、削除済みアカウントに対して「グループ経由で転送設定が残っていた」などの例もあるようですが、今回はそれにも該当せず…。


Google Workspaceのチャットサポートが便利!

き詰まったときに頼りになるのが、Google Workspaceのチャットサポートです。

▼問い合わせ方法はこちら:
Google Workspace のサポートページ

管理者でログインしていればすぐにチャット対応可能
待ち時間も比較的少なく、担当者の対応も丁寧
実際の画面操作も案内してくれる

私の場合も、画面共有はせず、チャットベースでしっかりサポートしてくれました。

【原因判明】自分のGmailに転送設定が残っていた!

そして、ようやく判明した原因は……
なんと、私自身のGmailの「転送設定」にありました!

過去に何かの業務連絡用に設定していたのか、退職者のメールアドレスに、自分のメールを転送する設定が残っていたんです。

Gmailの設定確認手順

以下の手順で確認・解除できます。

  1. Gmailを開く
  2. 右上の⚙️アイコン「設定」をクリック
  3. 「すべての設定を表示」をクリック
  4. 「メール転送とPOP/IMAP」タブを選択
  5. 「転送」欄を確認
     → 不明なアドレスがあれば「削除」や「無効化」

たったこれだけで、長らく悩まされたエラーがピタッと止まりました!

フィルターやブロック中のアドレスも要確認

また、「フィルタとブロック中のアドレス」タブも念のためチェックを。

過去に設定した自動転送や、ラベル振り分けなどのフィルターが、意図せずエラーを引き起こしている可能性もあります。

【まとめ】まずは自分のGmail設定を見直そう!

Gmailのエラーメッセージ「Delivery Status Notification (Failure)」が届いたら、まず疑うべきは以下の3つ:

  • 自分のGmailアカウントの「転送設定」
  • 「フィルタとブロック中のアドレス」設定
  • Google Workspace側のアカウント設定やグループ転送

特に転送設定は一度設定してしまうと忘れがちなので要注意です。


それでも解決しなければ、Workspaceサポートを活用

  • 自分で探しても原因がわからない
  • 管理者画面の設定が難しい
  • 誤操作が心配

そんな時は、無理せずにGoogle Workspaceのサポートに頼るのが正解です。今回は本当に助けられました。


📝再発防止のためにできること

  • 転送設定をする際には、社内共有ドキュメントに記録する
  • 退職者のメール転送・共有設定は、アカウント削除前に確認する
  • 定期的に「自分のGmail設定」を棚卸しする(年1回でもOK)

同じように「エラーメールが届いて不安…」という方の参考になれば嬉しいです!
ちょっとした設定ミスでも、時間と手間がかかってしまうことがあります。落ち着いて一つずつ確認していきましょう。

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